歯工連携

 大阪は商いの街であり、また適塾由来の医学の街といわれています。そんな地域の特性を生かして、大阪大学大学院歯学研究科ならびに歯学部附属病院は「歯工連携」を推進しています。

 

4月5日は「歯工連携の日」

 「記念日」を決めると気が引き締まります。どこかに登録をしている訳ではありませんが、4月5日を「歯工連携の日」に設定したいと思います。                           

 

売れてこそ産学連携

 大阪大学歯学部附属病院が持つ「臨床ニーズ」や大阪大学大学院歯学研究科が持つ「研究シーズ」において、地域の属性や企業の規模を問わず民間企業いわゆる産業界と「共同研究」「受託研究」を行ったり、一方で、民間企業だけでなく、大阪大学内の他の研究科また他の大学 研究機関の先生方がお持ちの優れた「技術シーズ」の「歯科への応用」を模索します。
 特許の取得とともに、単なる製品やサービスの完成で終わるのではなく、(アカデミアの言葉としては「不適切だ」とお叱りを頂戴するかもしれませんが)「売れない製品は不良債権だ」といった思いの元、「売れるモノ 使ってもらえるサービス」をイメージして「真の産学連携」を目指します。

 

自治体との連携

 午後からの「歯工連携」のキックオフイベントに先立ち、2019年2月1日(金)午前、大阪大学コンベンションセンターにて大阪のモノづくりを代表する自治体である堺市、八尾市、東大阪市の3つの市と「歯工連携」の協定が締結されました。大阪大学歯学部が自治体と協定締結するのは初めてです。
 なお、堺市は2007年大阪大学(当時、鷲田清一総長)と交した包括提携を流用しましたが、東大阪市ならびに八尾市においては大学まで市長にお出ましいただき、歯学研究科(天野敦雄研究科長)ならびに歯学部附属病院(村上伸也病院長)との調印式にご参加いただきました(左は野田義和東大阪市長、右は田中誠太八尾市長と)。

締結式

 

 キックオフイベント

    報道

 

 

お問い合わせ

阪大歯学部 歯工連携係(略称でご連絡ください)
※正式名称:大阪大学大学院歯学研究科附属 

      イノベーティブデンティストリー推進センター 歯工連携係
TEL: 06-6879-2228
E-mail:cid●mll.dent.osaka-u.ac.jp (●を@に替えてください)

Access:イノベーション・デンティストリー推進センターへのアクセス